奨学金受給

息子ちゃん、来年度からの大学奨学金受給内定しました。
まぁ、大学合格すればの話ですが。

奨学金に対しては賛成も反対も人それぞれの考え方があると思います。
私の場合は息子と話し合って、学資保険などでも備えているし、親が全部払えなくはないけれど少し借りて貰うことにしています。

なぜ？って言われたら、大学四年間にコストがかかっている事をしっかり感じて欲しかったというところでしょうか。
「人間は身銭切らないと分からない、必死にならない」って思うからです。

私自身、安価な公立大学の寮に入っていながら人間関係が嫌で退寮して一人暮らしを始めた時に、アルバイトだけでは生活が厳しくなりました。正直、それまでは生活を舐めていたなと実感しました。

でも、それは自分のワガママの結果なので、親に仕送りの増額を求めるのはおかしいと思って、家賃程度の無利子奨学金を受給しました。３年間で150万円くらいを借り、返済に年賦で8年もかけました。
完済して、自筆の借用書が戻ってきた時には「長かった…」と思いました。
これが私の「借金はするモンじゃない」最初の体験です。
（次は自動車ローン。200万円を5年で返済。そして今が住宅ローンです。）

この体験がなかったら、若いうちにクレジット破産くらいはやっていたかもね…って思ったりします。元来ルーズな性格なので。

そして息子ちゃんは私に似ている。私より勤勉で真面目だけれど、時折ルーズさの片鱗を感じるのです
私同様早めに、でも私よりは少額で「借金怖い」「返済大変」を体験しておいて欲しいのです。
もちろん、少しとはいえ借金は借金。完済まできっちり金銭教育の一環として見て行くつもりです。