和服の断捨離

「着物を着る」と言うと、いろんな人から「要らないのがあるからよかったらどうぞ」と声をかけてもらえたりします。

とても嬉しいけれど、大抵はサイズが合いません
私大柄なんです。娘ちゃんは細身ですが背が高いし…
身丈は若干の調整ができたとしても、身幅（前がはだけちゃいそう）だったり、裄丈（腕が出ちゃう）などはどうにもなりません。お直ししてまで着たいものだけは直しますが…

たくさんの着られない古着を見ては、持ち主の方は小柄で可愛らしかったのだな…と、サイズや柄ゆきから想像しては羨ましく思うばかりです

そのようにしていただいたものも増え、タンスに収まらなくなってきました。
タンスに詰め詰めになると管理も悪くなりますし、着る体は私と娘ちゃんのふたつしかありませんから、思い切って断捨離にトライしました。でもホントはみんな持っていたいなぁ。

明らかに似合わない、着なかったものを着付け仲間で欲しい方に譲ったり、傷みがひどいものは手芸材料にしたり、最後はリサイクルショップです。
お値段的には買い叩かれてしまいますがそもそもお金にしたいわけでも無いですし。身近で演劇をする方から衣装調達場所としてよく利用していると聞いているショップへ持ち込みました。
ボロ布扱いではなく演劇の衣装にされたりして、できるところまで「着物」として大事に使ってもらえるなら素敵かなと思います。